![]() ビアスタイル・ガイドライン030300 |
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| カテゴリーB:ダークエール | ||
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| 53.オールドエール | ||
| 色合いはダーク・アンバーからブラウン。ボディはミディアムからフルの範囲内にあり、麦芽の甘味を持つ。ホップ・アロマについては、最小限に抑えること。しかしホップ・フレーバーに関しては、ゼロからミディアムまでの範囲内で自由に付与してもよい。フルーティーなエステル香で特徴をつけることも許される。苦味に関しては感じられる程度に最小限にとどめ、甘味とカラメル香に爽やかさと奥行きをつけること。アルコール度数の許容範囲が6-9.5%
と広く、フーゼル・アルコールとあいまって複雑かつ多彩なフレーバーを持つ。また、このスタイルの際立った特徴は、数年間にわたる長期熟成中に酵母から生成された、甘く、豊潤かつ複雑なエステル風味である。また、長期熟成中に苦味が和らぎ、酸化がいくぶん進行しダイアセチルも増大するが、オフフレーバーとは認められない。オーク樽で熟成されたものはオーク臭を伴う。低温白濁は可。 初期比重(プラート度): 1.060-1.092(15-23) 最終比重(プラート度): 1.014-1.030(3.5-7.5) アルコール度数: 6-9.5% ABV ビタネス・ユニット: 30-65 IBU 色度数: 8-30 SRM(16-60 EBC) |
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| 54.ストロングエール | ||
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色合いはライト・アンバーから中間のブラウン。ボディはミディアムからフルの範囲内にあり、麦芽の甘味を持つ。ホップ・アロマについては、最小限に抑えること。しかしホップ・フレーバーに関しては、ゼロからミディアムまでの範囲内で自由に付与してもよい。フルーティーなエステル香で特徴をつけることも許される。苦味に関しては感じられる程度に最小限にとどめ、甘味とカラメル香に爽やかさと奥行きをつけること。アルコール度数の許容範囲が7-11%
と広く、フーゼル・アルコールとあいまって複雑かつ多彩なフレーバーを持つ。微量なダイアチルは許される。低温白濁も可。 初期比重(プラート度):1.060-1.125(15-31.5) 最終比重(プラート度):1.014-1.040(3.5-10) アルコール度数:7-11% ABV ビタネス・ユニット:30-65 IBU 色度数:8-21 SRM(16-42 EBC) |
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| 55.ストロング・スコッチエール | ||
ストロング・スコッチエールは、モルト風味が支配的なフルボディのエールである。ビタネス・ユニットの数字はミディアムの範囲だが、強い甘味とあいまって実際に感じられるホップの苦味は非常に弱い。ホップ・フレーバーとアロマも非常に弱く、まったく無くてもよい。色合いはディープ・カッパー(濃い銅色)からブラウン。豊潤で甘味の強いモルト風味と強いアルコール・フレーバーが、互いにバランスよく保たれていること。また、特徴のー部としてカラメル・キャラクターがあってもよい。しかし、ダークなロースト麦芽のフレーバーは低いレベルに抑えられていること。エステルから生まれるフルーティーなフレーバーとアロマのレベルはミディアム。ピート香やスモーク香が感じられてもよいが、そのレベルは低い。また低レベルであれば、ダイアセチルも許される。低温白濁は可。 初期比重(プラート度):1.072-1.085(18-21) 最終比重(プラート度):1.016-1.028(4-7) アルコール度数:6.2-8% ABV ビタネス・ユニット:25-35 IBU 色度数:10-25 SRM(20-50 EBC) |
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| 56.他のストロングエール | ||
このカテゴリーには、すべてのスタイルわたってガイドラインの基準よりもアルコール度数を高めたビールが含まれる。アルコール分の増強によってバランスが崩れないように、それぞれのスタイルに求められる特性も同時に増強すされなければならない。アルコール度数を上げてなおかつスタイル特性を失わないようにするためには、該当する項目を参照のこと(例:ダブル・アルト、トリプル・ボック、クァドルプル・ピルスナー)。 |
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| 57.バーレイワイン・スタイル・エール | ||
バーレイワインはフルボディで、麦芽の甘味が強く、トーニイ・カッパー(黄褐色ぎみの銅色)からダーク・ブラウンまでの範囲の色合いを持つ。強いアルコール・フレーバーとフルーティーなエステル香が複雑に絡み合い、それと苦味がバランスよく調和していることが求められる。感じられる苦味レベルは、アルコールや甘味のレベルと比例する。ホップのフレーバーとアロマについては、微少なレベルから非常に高いレベルまで許容範囲が広い。ダイアセチルは、微少であれば許される。カラメル風味やワインに似た風味(シェリーのような感じがする場合が多い)は、バーレイワインの特徴をつくるうえで欠かせない。低温白濁は可。 初期比重(プラート度):1.090-1.120(22.5-30.0) 最終比重(プラート度):1.024-1.032(6-8) アルコール度数:8.4-12% ABV ビタネス・ユニット:50-100 IBU 色度数:14-22 SRM(28-44 EBC) |
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| 58.ロブスト・ポーター | ||
ロブスト・ポーターはブラックの色合いと、ローストした麦芽のフレーバーを持つ。しかし、ローストバーレイのフレーバーは好ましくない。ブラックモルトがもたらすシャープな苦味も感じられるが、強い焦げ臭があってはならない。麦芽の甘味を持ち、ボディはミディアムからフルの範囲を保つ。ホップの苦味は、ミディアムからストロング。ホップのアロマとフレーバーについては、ほとんど無視される程度からミディアム・レベルの範囲にあればよい。ローストした麦芽やホップの苦味とパランスよく調和したフルーティーなエステル香が、はっきりと感しられること。 初期比重(プラート度):1.045-1.060(11-15) 最終比重(プラート度):1.008-1.016(2-4) アルコールx数:5.0-6.5% ABV ビタネス・ユニット:25-40 IBU 色度数:30+ SRM (60+ EBC) |
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| 59.ブラウン・ポーター | ||
ブラウン・ポーターは、中間のブラウンからダーク・ブラウン(赤みがかっていてもよい)までの狭い範囲の色合いを持つ。ローストバーレイや強く焦がした麦芽の風味があってはならない。ホップの苦味はミディアム。麦芽の甘味に関しては、ロー(低)からミディアム(中)のレベルにとどめること。ボディもライトからミディアムの範囲に抑え、それより強くしない。フルーティーなエステル香は、あってもなくてもよい。ホップのフレーバーとアロマについては、感じられないレベルからミディアム・レベルまで許容される。 初期比重(プラート度):1.040-1.050(10-12.5) 最終比重(プラート度):1.006-1.014(1.5-3.5) アルコール度数:4.5-6.0% ABV ビタネス・ユニット:20-30 IBU 色度数:20-35 SRM(40-70 EBC) |
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| 60.スイート・スタウト | ||
スイート・スタウトは、クリーム・スタウトの名前でも呼ばれている。ドライ・スタウトとは対照的にローストした麦芽の苦味を抑えて、フルボディに仕上げること。フルボディ感を強めるために、ボトリングの際に乳糖(ラクトース)を加えてもよい。フレーバーの特徴としては、麦芽の甘味、チョコレート風味、カラメル風味が支配的でなければならない。ホップのフレーバーとアロマは非常に弱い。ホップの苦味は、甘味とのバランスで整えられる。 初期比重(プラート度):1.045-1.056(11-14) 最終比重(プラート度):1.012-1.020(3-5) アルコール度数:3-6% ABV ビタネス・ユニット:15-25 IBU 色度数:40+ SRM(80+ EBC) |
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| 61.オートミール・スタウト | ||
オートミール・スタウトはローストした大麦麦芽にオート麦(カラス麦)を加えてつくるため、オート麦がもたらす芳醇なフレーバーとなめらかな口当たりを特徴とする。ただし、穀物臭があってはならない。オート麦のキャラクターのほかに、カラメル風味とチョコレート風味もはっきりと感じられること。ホップの苦味はほどほどのレベルで、バランスを崩すほど強くしてはならない。また、ローストした麦芽による苦味もあってはならない。ホップのフレーバーとアロマについてはあってもなくてもよいが、これらが感じられる場合は全体のバランスを崩さない程度のレベルであること。ボディは、ミディアムからフルフレーバーまでの範囲。フルーティーなエステル香については、最小限にとどめるべきである。 初期比重(プラート度):1.038-1.056(9.5-14) 最終比重(プラーg度):1.008-1.020(2-5) アルコール度数:3.8-6% ABV ビタネス・ユニット:20-40 IBU 色度数:20+ SRM(40+ EBC) |
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| 62.インペリアル・スタウト | ||
インペリアル・スタウトの特徴は、ダーク・カッパー(濃い銅色)からブラックの範囲におさまる黒っぽい色合いと、高いアルコール度数である。麦芽フレーバーとアロマが非常に強く、ホップのフレーバーとアロマのレベルも高い。加えてフルーティーなエステル香もはっきりと感じられ、これらの三者が互いにバランスよく調和していることが求められる。ビタネス・ユニットの数字は高いが、麦芽の甘味ニあいまって実際に感じられる苦味はそれほど強くない。しかし、色の濃いインペリアル・スタウトの場合は、実際に感じられる苦味レベルも高くなる。ローストした麦芽による渋味と苦味が感じられてもよいが、そのレベルは全体のキャラクターに影響しない程度であること。ホップEアロマについては、ほのかに感じられる程度の低レベルであってもよいし、またフローラルなキャラクターがはっきりと感じられるほどレベルが高くてもよい。ダイアセチル(バタースコッチのような風味)は、微少であれば許される。 初期比重(プラート度):1.080-1.100(20-25) 最終比重(プラート度):1.020-1.030(4-7.5) アルコール度数:7-12% ABV ビタネス・ユニット:50-80 IBU 色度数:20+ SRM(40+ EBC) |
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| 69.アイリッシュスタイル・レッドエール | ||
アイリッシュ・レッドエールの色合いは、赤みがかった薄い銅色から薄い茶色の範囲。ホップの苦味とフレーバーはともにミディアム・レベルで、ホップ・アロマについては感じられないものが多い。キャンデーを思わせるカラメルの甘さがローからミディアム程度まで感じられる。ボディはミディアム。ダイアセチルが感じられてはならない。低温白濁はあっても可。とくにボトルコンディショニングしたビールには、酵母による濁りが見られてもさしつかえない。 初期比重(プラート度):1.040-1.048(10-12) 最終比重(プラート度):1.010-1.014(2.5-3.5) アルコール度数:4-4.5% ABV ビタネス・ユニット:22-28 IBU 色度数:11-18 SRM(22-36 EBC) |
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| 70.クラシック・アイリッシュスタイル・ドライスタウト | ||
ドライスタウトの特徴は、飲み始めにカラメル・フレーバーをともなうモルト風味が感じられ、後味にローストした麦芽のスッキリとした苦味が強く残る。同時に、ローストバーレイの使用により、炒った麦のドライなフレーバーも上手に引き出されていなければならない。また、ほのかな酸味が感じられてもよいが、必ずしも必要というわけではない。ホップのアロマとフレーバーがあってはならないが、ホップの苦味は強く感じられる。ボディはミディアム。フルーティーなエステル香については、麦芽、ローストバーレイ、ホップの苦味によって目立たないように隠されていなければならない。ダイアセチルは、まっくないか、あっても微量にとどめること。見た目の特徴としては、ヘッドリテンション(泡持ち)のよさと色合いの重厚さが求められる。 初期比重(プラート度):1.038-1.048(9.5-12) 最終比重(プラート度):1.008-1.014(2-3.5) アルコール度数:3.8-5% ABV ビタネス・ユニット:30-40 IBU 色度数:40+ SRM(80+ EBC) |
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| 71.フォーリン(エキスポート)スタイル・スタウト | ||
フォーリンスタイル・スタウトは、飲み始めに麦芽の甘味とカラメル・フレーバーが感じられ、後味にローストした麦芽のスッキリとした苦味が強く残るという特徴をそなえている。ほのかな酸味も許される。口当たりについては、ミディアムボディないしフルボディであるのが望ましい。苦味は強くてもよいが、麦芽の甘味とのバランスが重要。ホップのアロマとフレーバーがあってはならない。フルーティーなエステル香も微弱。ダイアセチルは、まっくないか、あっても無視できるレベルであること。また、ヘッドリテンション(泡持ち)にすぐれていることが求められる。 初期比重(プラート度):1.052-1.072(13-18) 最終比重(プラート度):1.008-1.020(2-5) アルコール度数:5.7-7.5% ABV ビタネス・ユニット:30-60 IBU 色度数:40+ SRM(80+ EBC) |
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