ビアスタイル・ガイドライン030300


カテゴリーC:ケルシュ・アルト

63.ジャーマンスタイル・ケルシュ/ケルンスタイル・ケルシュ

  ケルシュは、高温発酵・低温熟成によってつくられるビールである(ジャーマン・エールもしくはアルトスタイル・ビールに属する)。色合いはゴールド。味わいはいくぶんドライで、ほのかな甘味があり、ときに白ワイン(シャルドネ)を思わせる風味を感じる。また、麦芽のカラメル香がはっきりと感じられるのは好ましくない。ボディはライト。ホップのフレーバーとアロマは弱く、ホップの苦味はミディアム・レベル。原料に小麦を混ぜてもよい。発酵にはエール酵母が使われるが、ボトルコンディションや最終のコールド(冷温)コンディショニングの際にラガー酵母を投入することもできる。フルーティーなエステル香については、最小限に抑えること。低温白濁はないのが望ましいが、あっても微少なら許容される。

初期比重(プラート度):1.042-1.048(10.5-12)
最終比重(プラート度):1.008-1.012(2-3)
アルコール度数:4.8-5.2% ABV
ビタネス・ユニット:20-32 IBU
色度数:3-5 SRM(6-10 EBC)

  
64.ジャーマンスタイル・ブラウンエール/デュッセルドルフスタイル・アルトビール

  このスタイルの色合いは、カッパー(銅色)からブラウンの範囲。ホップの苦味に関しては、本来のデュッセルドルフ・アルトビールは通常25-35IBUのレベルであるが、一般的にはもっと強めの傾向にある(25-48IBU)。ボディはミディアムで、麦芽のフレーバーもミディアム・レベルをキープ。小麦を含む多様な種類の麦芽を使用してもよい。ホップのフレーバーとアロマについては、弱レベルから強レベルまで許容範囲が広い。全体の印象としては、クリーンでみずみずしい口当たりを感じさせ、かつフレーバーに満ちていること。しかし、フルーティーなエステル香については、低レベルにとどめる。ダイアセチルが感じられてはならない。低温白濁は不可。

初期比重(プラート度):1.044-1.048(11-12)
最終比重(プラート度):1.008-1.014(2-3.5)
アルコール度数:4.3-5% ABV
ビタネス・ユニット:25-48 IBU
色度数:11-19 SRM(22-38 EBC)

    


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